仕事の経験と実績はあなたの揺るぎない自信となり、 大きなアピールポイントとなります。
この仕事においては自分は誰にも負けない、というものを身につけるまでが転職準備と言えるでしょう。
就職してから十数年、仕事に経験とキャリアと自信が持てるようになった頃に自分を試してみるために、または違うフィールドでの経験を積むために転職を考える時期かも知れません。
その職種で頭角をあらわし、有能さが認められると「ヘッドハンティング」されるかも知れません。
かつては外資系企業からの依頼が主だったヘッドハンティングも、このところ日本企業も積極的に有能人材を確保するために人材スカウトの会社にヘッドハンティングを依頼しているといいます。
もちろんそういったスカウトを受けるのはその道のスペシャリストで、即戦力となりうる技能を持っている人です。
ただ、ヘッドハンティング会社の目に留まる、飛び抜けて才能や技能のある人はほんの一握りで、ヘッドハンティング会社としては慢性的に人材探しに追われている状況です。
なので、自分からヘッドハンティング会社に売り込んでくる人が歓迎されるようです。
自分の能力に自信があり、違う職場でそのキャリアと経験を活かした転職を考えてる人は、ヘッドハンティング会社を利用することも考えてみてください。
セルフプロデュースも大切な能力の一つです。
いかに高く自分を買ってもらえるか、キャリアアップのための大きなステップとなるでしょう。
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大卒女子の転職
氷河期で泣いた女子大生 − 転職チャンスに再挑戦
就職氷河期を経験した女性が希望の職に就くための活動が、活発になっている。
景気回復の影響もあってか、”第2新卒”と呼ばれ、大学卒業後数年以内に転職する人などの採用も増加。
そんな状況を、女性たちは再挑戦の好機ととらえているようだ。
東京都内でフリーマガジン(無料情報誌)編集者として働く佐藤公光子さんは、昨年1月から、正社員として働き始めた。
大学を卒業した2000年3月は就職氷河期のまっただ中。
希望の中堅出版社は軒並み新卒採用を控えていた。
大手マスコミに挑戦したが、狭き門で内定は得られなかった。
「男子学生は次々と就職が決まるのに」と、悔しい思いをした。
卒業後、編集プロダクションでアルバイトしたり、学校法人で派遣として働いたりしたが、満足できなかった。
そこで2年前、様々な転職サイトにアクセス。
適性診断も受け、自分の弱点を知ることができた。
それを踏まえて、転職サイトを通じ今の職場に応募した。
「大学を卒業した当時と違って、自分に合った仕事を見つけることができた。仕事へのやる気も高まっている」と話す。
リクルートの調査によると、00年の大学新卒の求人倍率は0.99倍で、調査を始めた1987年以降最低だった。
希望しない仕事に就いた人も多く、入社後間もなく離職する傾向が強まった。
厚生労働省によると、2000年3月に大学を卒業、就職した人の36.5%が3年以内に離職。
とりわけ女性の離職率は46.6%に上った。
それが、07年の卒業予定者の求人倍率は1.89倍に回復した。
様々な業種で、新卒の採用だけでは足りなくなっており、求人は増えつつあるようだ。
こうした状況もあって、多くの女性が、適性に合った仕事を目指し、就職活動に再挑戦している。
主婦の転職
結婚や妊娠を機に退職してしまったけれど、子育てがひと段落したら又働きたいと考えている主婦はますます増えています。
生活費、教育費、医療費、税金と、出費はかさむばかり。
家計を助けるため、自身のやりがいを見つけるため、理由はそれぞれで「やる気」はあっても、なかなか再就職先を見つけることが大変です。
何か特筆すべき技能や資格があれば...家事と両立しながら何かライセンスを取っておく。
資格の勉強をしつつ社会復帰のきっかけをつくりましょう。
取得すべき資格、そのアピールの方法の2点を間違えなければ、資格だけで就職先を見つけることも十分可能です。
色々な資格が通信教育ででも取得できるようになっています。
ライセンスを選ぶ前に、どのような仕事に就こうと考えているのかを具体的に考えて、自分にあったものを極めましょう。
スキルアップを狙うなら
基本情報技術者/ボールペン字/簿記3級/初級システムアドミニストレータ/TOEIC(R)テスト
など。
かたい再就職を狙うなら
医療事務/ファイナンシャルプランナー / カラーコーディネート/ホームヘルパー/インテリアコーディネーター/福祉住環境コーディネーター
など。
趣味を活かして
アロマテラピー/フォークギター/絵手紙/ビーズアクセサリー/パッチワーク・キルト/カリグラフィー/フラワーアレンジメント
など。